無資格歯石除去からワンちゃんを守りましょう!

最近、無資格者による違法歯科治療が横行しています。

ペットショップなどで、獣医師免許を持たない人間が、さも医療技術を習得しているかのような説明をおこない、歯石除去などの医療行為をおこなっているようです。

歯医者さんで歯石除去を施術してもらった人なら知っていると思いますが、鋭利な金属棒を使った歯石除去は、かなりの不快感を伴います。金属刃が歯茎に当たれば痛いですし、歯に当たっても不快感を感じます。当然、ワンちゃんは痛い事をされるので、嫌がります。嫌がるワンちゃんは、無理矢理おさえつけなければいけません。大人しいワンちゃんは、嫌がる事もできず、恐怖体験として辛い時間を強要されることになります。近所のチワワちゃんは、両耳を持って無理矢理抑えつけられたせいで、両耳全体に酷い内出血を負わされてしまいました。

 

こんな事態を、行政は取り締まってくれないのでしょうか?

ペットショップなどを管轄している神奈川県環境農政局は、相変わらずのお役所仕事、事なかれ主義で、法的な指導も取り締まりも行わない方針を打ち出しました。ペットを守る気はまったく無いようです。「歯石除去は、医療ではなく美容だ!」「見学に行った時、血が出ていなかったから、問題ない!」というのが、取り締まらない理由だそうです。

人間でも、歯石除去は、歯科医師などの国家資格を持った医療知識・技術を習得した専門家がおこないます。歯石除去が医療行為である事は、人間の医療を見ても簡単に分かる事です。事なかれ主義の役人(上席の役人)って、本当に困った人達です。

 

今はこんな状況ですので、神奈川県も横浜市も頼りになりません。自分のうちの大切な子は、自分の力で守らなければいけません。正しい知識を学び、ペットを取り巻くの様々な情報を、正しく分析する必要があります。もし判断に困るような事があれば、お気軽にご相談ください!

ペット達が健やかに幸せに生きていかれるように、力を合わせて一緒にがんばりましょう!